外壁塗装【初めてでも失敗しない】お家に合わせた業者を選ぶポイント
外壁塗装を検討し始めた時いろいろとお考えになるかと思いますが、どこに工事を依頼するかはとても大きなポイントとなりますよね。
自分と家族の過ごす大切なお家を任せることになるのですがら、安心できる業者を選ばなければなりません。
しかし外壁塗装工事は毎年、毎月というように頻繁に行うものではないので、「安心できる業者」をどうやって判断すればいいのかわからないという方もいらっしゃるかと思います。
大手ハウスメーカー、リフォーム業者、ホームセンターなど、多くの会社が塗り替え工事を行っているなか、さらにそこから自分の家に合ったところを見つけるというのはなかなか大変な作業です。
それでも外壁塗装をするうえで避けて通ることはできないポイント、「業者選び」についてお伝えさせていただきますので、少しでもご参考になれば幸いです。
【塗り替え業者の種類】
■大手ハウスメーカー
家を建てる際にお世話になったところに、その後もお願いするというパターンも多いかと思います。
ご自宅を建てた時の履歴で、使った材料や施工内容を理解してくれているというのは安心できる要素ですね。
保証面も整っていて不安なく依頼できるのは、大きなメリットといえます。
工期についても、組織力があるので小さな会社に比べ希望に応えてもらえることが多いでしょう。
ただ、多くの場合実際に施工するのは下請けや孫請けの業者です。
マニュアル通りに施工を進めるため、極端な手抜き工事をされるという心配はないかもしれませんが、その反面それぞれの家に合った工事内容への融通が利かないといったデメリットも生じます。
また、営業担当者に伝えたはずの情報が下請けの施工業者に伝わっていない、間違って伝わっていた、というトラブルも耳にします。
そして価格については、ひとつの工事に対して2、3社が関わってくることになる分高くなる傾向があります。
■リフォーム業者
リフォーム業者にお願いする場合、塗装以外にもリフォームしたいところがあれば一緒に相談することができます。
内容ごとに会社を探してそれぞれの担当者と話を進めていくというのは、調べることが増えたり気を使ったりとなかなか大変です。
ひとつの会社にお願いできるのであればその部分がスムーズに進むのでメリットとなります。
しかしリフォーム会社に依頼する場合には、注意すべき点があります。
それは、「リフォーム専門業者が塗装工事も行うようになった」か「塗装専門業者がリフォームも行うようになった」かです。
どんな施工内容にもしっかりとした知識と技術が必要とされますが、特に「塗装」は豊富な知識と高い技術力が求められます。
仕上がりに差が出てしまうこともあるので、この部分と併せて実績の確認をされることをおすすめします。
■ホームセンター
最近ではリフォーム工事を扱うホームセンターも増えていますね。
他と比べると比較的価格が安く済むという、費用面でのメリットがあります。
こちらの場合も基本的に下請けの業者が実際に施工をします。
しかしマニュアルや施工基準などが、大手ハウスメーカーのようにしっかりと定められていないことが多いようです。
また、店頭で対応しているスタッフに専門業者の担当者のような知識が備わっていないこともあるので、相談の過程で信頼できるか見極める必要があります。
■地元の塗装業者
地元の小規模な業者では、自社で職人を手配して塗装を行うことが多く、その場合中間マージンが発生しない分比較的費用を抑えることができます。
見積もりから契約、施工までを一貫して行うので、打合せ内容がスムーズに引き継がれ、営業担当者から現場へ情報が伝わっていなかったという事態を防ぎやすいというのもメリットのひとつです。
また、地域のことに詳しい地元の業者ならではの提案をしてくれることもあります。
小規模な業者の場合注意しておきたい点は、施工後の保証やアフターサービスについてです。もちろんしっかりとした保証内容に、きめ細やかなアフターサービスを提供されている業者もありますが、そういった内容にはばらつきがあります。そして万が一、倒産、廃業されてしまうと、不具合が起きても対応してもらえないこともあります。
工事後の対応についても、事前にきちんと確認しておきましょう。
業者の種類ごとに、以上のようなメリット、デメリットがあります。
これらをふまえたうえで、あなたが工事を依頼する際にどういったことを重要視するのかと併せて考えてみてください。
そして実際にお見積りをとってみようと行動を始められる際には、1社のみではなく3社程度に依頼することをおすすめいたします。
本当に提示された金額が適正なものなのか、必要な項目が抜けていないか、逆に不要な項目が追加されていないか、といったことの判断材料になるのでそれぞれを比較してみてください。
さらに安心してお願いできる業者を見極める6つのポイントをご紹介いたします。
①住宅リフォーム事業団体に登録されている
「消費者窓口の設置」、「人材育成の仕組みを有す」「会員事業者は一定金額以上のリフォームの場合原則瑕疵保険に入る」の3つの条件を満たしていれば、国土交通省により住宅リフォーム事業団体に登録されます。
②建設業の許可を持っている
「建設業の許可」とは、建設工事を請け負う目的で建設を行う際、国土交通省管轄の建設業法の規定により受ける許可のことです。
③リフォーム瑕疵保険へ加入しているか
「リフォーム瑕疵保険」とは、リフォームにおいて「検査」と「保証」がセットになっている保険のことです。
リフォームの契約時に約束した通りの品質を確保できていない状態を「瑕疵(かし)」といい、リフォーム工事に欠陥が見つかった場合や工事の途中で業者が倒産してしまった場合に、損害金を受け取ることができるものです。
④社歴の確認
信頼できる技術と信用あるからこそ長く続いているので、社歴が長い業者は安心してお願いすることができます。
⑤施工保証の確認
塗装工事の場合、メーカー保証は塗装メーカーが請け負うことになりますが、
塗装メーカーは施工に対する保証を行っているところがほとんどありません。
塗装工事でトラブルがあった場合、「リフォーム業者による施工保証」を利用することになります。
⑥施工実績&口コミを確認する
過去の実績をホームページに記載されている業者もあるので、どのような施工実績や施工例があるのかチェックしておきましょう。
また、知人の話や口コミサイトの評判を参考にするのもおすすめです。
せっかく費用と時間をかけて行う外壁塗装です。
きれいになったお家で気持ち良く安心して過ごせるよう、あなたのご自宅に合った塗装をしてくれる業者を選びましょう。
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