【第1部】社会人としてスタート(平成7年〜平成9年6月)
何のために働くのか?と納得する前に、社会人の仕事の初日はやってきました。
淡々とお客様回りや長年お世話になった先生を回り始めると、
みんな一様に「よく地元に戻ってきたね~。お父さんも喜んでるよ、良かったね~。」と
口々に言われ、なにかそれだけでとても喜ぶ方が多かったので、
自分は福島に戻ってよかったなぁーと思うようになっていました。
働く時間も規則的で疲れず夜も楽しめ、それなりに一所懸命に過ごして夜もそれなりに遊ぶ。
こんな生活は卒業後3年間続きました。
世の中、不幸な事や倒産もあるけれど自分には関係ない、
世間の不景気を横目に見ながらの生活のスタート期となりました。
正直言って仕事の内容は覚えてきて、会社も調子が良かったので、
みな仲良く楽しく思えた時期・・・。
今でも覚えているのは、この時は、仕事は儲けるためにするのであり、
身近な人、みんなが食べていけることが最大の幸せだと思っていました。
今となっては、全ての人々共通の大事な土台にすぎないことなのですが・・。
当時は生きるためが全てだと思っていました。
だから仕事が終わったあと、テレビを見ながら食べる夕食が楽しみで毎日過ごしていました。
2014年07月26日 | カテゴリー: