塗り替え現場見学会を10年以上続けている理由
BETTYさん:4月4日、5日に「塗り替えの現場見学会」を開催されたそうですね。これは志賀塗装さん独自の企画ですよね。
マーくん:はい。もう10年以上、ほぼ毎月開催しております。
塗り替え現場見学会は、塗装の仕上がりや現場の雰囲気を感じてもらうことを一番の目的としています。
BETTYさん:塗り替えしている現場を見に来てもらう感じですよね。
マーくん:そうです。塗装工事は2週間から3週間ほどかかりますので、ちょうど終わりがけのときや終わった直後にご覧いただき、
お客さまからのご質問をお受けしたり、担当者からお話させていただいております。
BETTYさん:どうしても塗装工事というと、価格ばかりに目が行きがちですよね(笑)。
お金も大事ですが、価格に気持ちが集中してしまうと大事なことを見落としてしまいますものね。
マーくん:そうですね。今は特に塗装シーズンでもありますし、いわきは気候がいいのでいろいろな会社さんが参入をしてきております。
その結果、例えば、150万円以上は塗装工事じゃないですよとか、180万円以上はかかりすぎですよとか、そういって価格であおるチラシも多く見られます。
価格を提示するのはもちろん大事ですが、現場見学会で実際の塗装の様子をご覧いただくと、価格以外の大事な部分を発見できると思います。
BETTYさん:価格以外の大事な部分って、現場に足を運んだからこそ、職人さんとお話をしたからこそ、わかることなのかもしれませんよね。
何か見学のポイントはありますか?
マーくん:やっぱり塗装の仕上がり具合を一番に見ていただきたいですが、その地域で私どもがどのように工事をしてきたかを感じ取っていただきたいですね。
私どもがいい工事をすれば、お客さまも褒めてくださいますし、私どもの対応が悪ければ、もちろん悪い評判にもなります。
それに毎回ではないのですが、塗装工事の施主さまがいらっしゃるときもあるので、施主さまとお話できる場合もあります。
BETTYさん:ほかにも志賀塗装さんでは、本社の壁で塗装の実験をしているんですよね。
マーくん:そうですね。戸建ての塗り替えに参入した10年前から実験を始めております。
弊社で販売している『浜風』シリーズですが、これも価格以外の大事な部分を知っていただきたいと思っています。
BETTYさん:実際に本社の壁に『浜風』という塗料を塗っているので、年月が経つとどうなるのか確認できるということですね。
マーくん:そうですね。経年劣化の様子をご覧いただけます。
どんなふうに塗装が劣化するのか、シーリングのひび割れはどれがまずいのかなど、目で見てわかるようになっています。
BETTYさん:一目で見ればわかる感じになっているんですね。そして、これからもその実験は続いていくということですね。
マーくん:そうですね。年号が振ってありますので、これからも10年、20年と続けていきたいと思います。
BETTYさん:それは私たちが「ちょっと見てみたいな」と思った場合、自由に見ることは可能ですか?
マーくん:もちろんご自由にご覧ください。見学したいとお申し出いただければスタッフが解説しますので、より短時間でご理解いただけると思います。
BETTYさん:「これはこういうときに塗って、こうなんですよ」と解説を聞きながら見ることもできるし、自由に見ることもできるんですね。
実際に本社の壁で塗装の状態が確認できるなんて、面白い実験をしていますよね(笑)。
マーくん:そうですね、自然に塗装が劣化してくる状況がわかるので、いろいろなパンフレットを見るよりも早いです。
「あ、こんなふうになるんだな」というのがわかります。
BETTYさん:よくわかりました。皆さんもぜひ、塗り替え現場見学会や、志賀塗装さん本社の外壁をご覧になってみてください。