外壁の劣化の様子を、実際に見て確認できます!
BETTYさん:本日は本社に見学できる展示場をつくったというお話ですよね。
マーくん:はい。本社の外壁一面を使いまして、塗装の勉強ができる展示場をつくりました。
BETTYさん:志賀塗装さんはいつも面白いことをやりますよね。具体的に一番伝えたいことはどういうことでしょうか。
マーくん:弊社はいろいろな塗料を扱っているのですが、その塗料ごとのもち具合、何年くらいもつかということや、
カビが生えている部分を実際に見ていただいて、「この塗料だとこれくらいもつんだ」「この塗料だとこのくらいなんだ」というものを見比べていただけます。
BETTYさん:すごいことを考えますね。これは実際に本社の壁を塗ったんですよね?
マーくん:そうです。今回新しく塗りました。
BETTYさん:でも、新しく塗ったものだと塗料の違いがわかりにくいのではと思うのですが、どうですか?
マーくん:皆さん、そう思いますよね。私どもの会社では『浜風』という塗料を使わせていただいているのですが、
この『浜風』を売り出したころに、本社の外壁の一面を『浜風』を使用して塗装したんです。
その部分が塗ってから約14年たち、劣化がある程度進んできていますので、今回新しく塗った部分と比べていただくととてもわかりやすいと思います。
BETTYさん:塗り替えをする目安は10年くらいというお話はこのコーナーでもよく聞きますが、志賀塗装さんの本社の外壁は14年くらいたっているのですね。
マーくん:そうです。当時『浜風』は新商品でしたので、壁に塗って皆さんに見ていただこうという形でつくりました。
それが14年たってそれぞれ劣化してきて、お客さまに見ていただくのにちょうどいい時期となりました。
BETTYさん:すごく貴重なデータが見られそうですね。
マーくん:そうなんです。通常ですと、メーカーさんが塗料ごとに「これは何年もちます」という話をしますが、それは工場で光を当て、
1年分の照射はこのくらいと実験をし、「何年もちますよ」「何年たつとこういう劣化具合ですよ」という、あくまでも実験データなんです。
ところが本社の外壁は自然に劣化している状態なので、本来の劣化具合を目で見られますので、とても参考になると思います。
BETTYさん:自然の劣化と実験のデータとは、ちょっと違いますもんね。
マーくん:そうですね。お客さまからも「新商品で発売したばかりなのに、どうして10年もつことがわかるの?」と言われることがあるのですが、
みんな、工場で実験をしているんです。
BETTYさん:なんの根拠もなく「10年もちます」とは言わないですよね。実験していないわけではないのでね。
マーくん:私どもは14年前に実際に塗装をして、自然と実験ができたという形になったんです。
BETTYさん:本当に素晴らしい事例ですよね。塗り替えをお考えの方はぜひ、志賀塗装さんの本社へ足を運んでみてください。