なぜ塗り替え工事が必要なのか?
BETTYさん:今回は塗装工事についてのお話ですね。
マーくん:はい。今まで相談会やインスペクションの話をさせていただきましたが、春になり、気温も上がってきまして、
ちょうど今が塗装のシーズンなので、改めて塗装工事についてお話したいと思っております。
BETTYさん:ということで、原点に戻って、塗装についていろいろと教えていただきますが、本日の話題は何でしょうか。
マーくん:まず、基本に戻りまして、「どうして塗り替え工事が必要なのか」というお話をさせていただきます。
BETTYさん:壁を塗れば、きれいになりますけれど、それだけじゃないっていうことですかね(笑)。
マーくん:塗り替えする際には、皆さん、どんな色にしようかなといろいろ悩みますし、きれいに仕上がると気分がいいですよね。
帰ってきて壁を見ると、ホッとするような気持ちになります。当然それも大切なんですが、塗装にはもっと深い、「建物の保護」という目的があるんですね。
BETTYさん:建物の保護、建物を守るということですか?
マーくん:そういうことです。簡単に申し上げますと、塗装することによって、建物の表面に丈夫な塗膜がつくられます。
それによって、雨の侵入を防ぐ「防水性」と、建物を傷める太陽光の紫外線から保護する機能「耐候性」が増します。そのために塗装工事をするんです。
BETTYさん:建物の表面に塗装の膜をつくって、雨とかほこりとか紫外線とか、そういう外敵から守るわけですよね。
水が入り込む雨漏れが、建物を一番傷めそうなイメージはありますよね。
マーくん:そうですね。日本の住宅というのは木造住宅が多いものですから、雨水が染み込んで木を腐らせます。
湿気があるとシロアリも入ってしまうので、建物の内部に水分を入れることはいいことではないんですよね。
BETTYさん:先日もお聞きしましたものね、シロアリの話。羽アリを見つけたら放っておいちゃ駄目なんだよっていう、そういう話でしたもんね。
マーくん:そうですね、そんなお話もさせていただきました。
あと、中まで水が染み込まない状況であっても、現在使われている外壁材や屋根材は、工場でつくられてくるものが多いんです。
そういう材料を「サイディング」というんですが、サイディングは薄いので、水が染みてしまうと太陽光によって反ってきます。
一回反ったものは元には戻りません。反り上がるところにひび割れが起こり、内部に水が入ってきますから、先ほど言ったような現象が起きてしまうんですね。
BETTYさん:そういう全ての外傷から建物を守り、保護することはとっても大事なことですね。
マーくん:そうですね。まず、一番怖いのは水なんです。水を外壁材や屋根材に含ませないことが塗装工事の一番の目的なんです。
BETTYさん:きれいになるだけじゃないんだよ、というところをお考えいただければと思います。
紫外線の影響なんてあんまり気にしてないですものね。自分のお肌のことは気になるんだけど(笑)。
マーくん:そうですね。女性の方はお肌のことで結構悩まれる方が多いみたいですけど、それ以上に建物は悩んでいるんですよ(笑)。
BETTYさん:建物ってずっと外にいるんですもんね、いるって、おかしいですけど。
マーくん:雨風をしのぐための家なんで、それだけいろいろ過酷な条件がかかっているわけなんですね。
BETTYさん:ということで、今日は建物の保護についていろいろと説明していただきました。
「そういえば、最近全然いたわってあげてなかったな」なんていう方は、ぜひ、ご相談していただければと思います。
(お問合せは、フリーダイヤル 0120-4116-99志賀塗装まで)