安心できる塗装工事のための見積もりチェック法!
BETTYさん:さて春に向けて、塗装のことも考える時期に入ってきましたよね。
そうなると、どうしても見積もりの金額の方に注意が向いてしまうのは仕方がないことなんですかね。
マーくん:もちろんお金のことは第一に考えるべきですし、当然しっかり話し合いする時間を取るべきだと思うんですが、金額の高さ安さではなく、
「ちょっと待った!」的に注意しなくてはいけないポイントが3つほどございます。
BETTYさん:金額のことは大事ですけど、でも注意しないといけないポイントがあるんですね。
マーくん:いずれも塗装品質のためにとても大事な部分なので、ぜひ、確認していただきたいと思います。
BETTYさん:ぜひ、そちらを教えていただけますか?
マーくん:まず、1つ目は、足場の写真、施工写真を見せてもらってください。
塗装のする建物の大きさによって足場を組むわけですが、足場は最終的には撤去しますのでなくなってしまいます。
お客さまにとっては、なくなってしまうものですから、できるだけ安めに、費用的にあまりかからないようにしたいと考えるのは当然だとは思います。
BETTYさん:でもね、足場を大理石でつくることはないと思いますからね(笑)。そういうものも、やっぱりピンキリなんでしょうかね。
マーくん:この足場というものは、作業性に非常に還元されるんですね。
足場がしっかりしていないと、職人さんの安全性だけでなく、作業性にも非常に影響してくるんですね。
BETTYさん:作業効率が落ちるような足場では駄目だということですね。
マーくん:そういうことです。塗りやすい足場であれば、職人さんも精いっぱい塗っていきますが、
やりにくい足場だとどうしても手が届かないところが出てしまうことがあります。まずは足場が大切です。
BETTYさん:分かりました。足場が重要なんですね。
マーくん:2つ目は、養生です。塗装工事のときに塗料がつかないよう、窓をビニールでふさぎますよね。
この養生の費用を、お見積もりの際にちゃんと見ているかどうかも大切になってきます。
BETTYさん:それを見ていないと見積もり金額とは別に、費用がかかってしまうことになりかねないですよね。
マーくん:そうです。窓や、塗料がついていないところは、きっちり養生してから塗っていくわけです。
養生というと、ただ簡単にビニールを貼っているように見えるんですが、これも非常に技術が必要なんですね。
この養生がしっかりしていないと、養生の間から塗料が染み込んでいってしまうし、
後から窓ガラスに塗料がついてしまったりするんですね。この養生の費用をきちんと見ているかも大事ですね。
BETTYさん:とても大事なんですね。
マーくん:そして、3つ目はシーリング工事です。これはひび割れを補修したり、外壁の目地の間のシーリングを打ち替えることです。
古いシーリングを全て撤去して、新たにきちんと打ち替えているかという部分になります。
塗装工事のあと15年、20年また持たせるわけなので、シーリングの部分も新たに交換しているかどうかで、大きな費用の差になってくるんです。
BETTYさん:値引きが大幅にあるようなものや、極端に安いものもありますけれども、そういうものは工事内容の説明を求めた方がいいですね。
マーくん:そうですね。ですから、金額が安いことは確かにお客さまにとってはうれしいことだと思うんですが、
やはり品質の面で、どのようなところが見積書の中に計上されているのか、きちんと説明をいただいてから判断していただければと思います。
BETTYさん:確かにそうですね。例えば、シーリングの交換がなくて、上から塗ったら終わり! みたいな感じだと、長持ちしないですものね。
マーくん:足場も養生も最終的には外しますし、シーリングの部分も上から塗っちゃうと分からなくなりますよね。
いずれも最終的にはお客さまの目に映らない部分なので、なお一層、そういうところがきちんとされているかどうかが大事になってくるんですね。
BETTYさん:3つに絞って今日はご案内いただきました。ありがとうございます。