塗装工事業者を決める2つの大切なポイントとは?
BETTYさん:今回は「業者さんを決めるポイント」を教えていただけるということですね。
マーくん:はい、秋から年末にかけては塗装に非常にいい時期ですので、「業者さんを決めるポイント」をお伝えしたいと思います。
特にいわき市はほかの地域に比べると、冬も雪が降らないということで、秋口から春先にかけていろいろな業者さんがやって来ます。
BETTYさん:各地の業者さんがいわき市に来るということですね。
マーくん:そうですね。やっぱり皆さん、仕事があるところにやって来ますので。
BETTYさん:確かに雪国ではなかなか塗装できないですもんね。
マーくん:そうですね。朝や夜に冷えるのは塗装に適さないので。
BETTYさん:ちょうど今が塗装シーズンなんですね。では、業者さんを決めるポイントとはどのようなところでしょうか。
マーくん:何点かあるんですが、今日は2点ほどお話をしたいと思います。1つ目は、リフォーム工事瑕疵保険付き塗装となっているか、ということです。
BETTYさん:瑕疵保険付き塗装。瑕疵保険のメリットを教えていただけますか。
マーくん:まず、瑕疵保険は、国土交通大臣から指定を受けた瑕疵担保責任の法人が行っていまして、非常に安心性が担保されている保険会社が運営しています。
ですので、国の制度として、第三者保証がまず付いています。
施工した会社が万が一つぶれてしまった場合、保証書が紙切れになってしまいますので、そういったものが保険会社によって保証されているということです。
もう1つは、塗装には、防水は5年、ほかのものが1年という保証が付いています。
もちろん各会社で保証制度はあるんですが、保険で保証も付けるとダブルでしっかりできるということです。
BETTYさん:ダブルでしっかりと。それは安心ですね。
マーくん:実際、新築住宅のクレームの89%が雨漏りなんですね。
こういったリフォームにおいても、もちろん業者さんもしっかりやるんでしょうが、こういった保険付きの塗装工事かどうかという確認は大変大事かと思います。
BETTYさん:大事ですね。そう思うと、本当に大事ですね。
マーくん:それから2つ目は、こちらでも何度かお伝えしているんですが、住宅診断をまずきちんとするということです。
特に1990年代から2000年初冬までは、時代の流れもありまして、着工件数が多かった時代です。
今は2017年ですので、ちょうどこの時期の建物が改修時期に入ってきております。
BETTYさん:入ってきていますね、そうですね。
マーくん:震災もありまして、余震で起こった微妙なひび割れや隙間のある建物が、いわき市内には多いです。
こういった隙間から雨水などが侵入し、シロアリやカビができてしまいます。
そういった部分も診断として、見積金額とは別に出してくれる会社さんを選んでください。以上2点が業者さんを選ぶポイントとして大事だと思います。
BETTYさん:瑕疵保険が付いているかどうか。また、瑕疵保険付きの塗装となっているかということ。
それともう1つは、家の状態を診断してきちんと診断書を書いてもらえる業者さんかどうかということですね。
マーくん:さまざまな塗料やいろいろな工法がありますが、塗装工事は下地調整、素地調整といわれる
「塗装する前の処理」が大切ですので、そこはやはり診断力がある会社さんを選ばれると安心かと思います。
BETTYさん:塗料の種類や工法が先に頭に残っちゃいますけれども、どんなものを塗るにせよ、まず下地が大事だというところですね。
マーくん:そうですね。下地の処理は非常に大切です。
BETTYさん:それを丁寧にやっていただけるかどうか、そういう業者さんを見極めることが大事だということですね。
ということで、秋から塗装シーズンに入るということで、「業者さんを決めるポイント」を2つに絞って教えていただきました。