ご存知ですか? 『みんなにトイレをプロジェクト』
BETTYさん: 今日は塗装のPRではないんですよね。
マーくん:はい。今日は、『みんなにトイレをプロジェクト』のご紹介です。
BETTYさん:『みんなにトイレをプロジェクト』。初めて聞くプロジェクト名なんですけれども。
マーくん:まだ始まったばかりなんですが、住宅設備のメーカーで『LIXIL(リクシル)』というメーカーがあります。
そちらが2017年4月1日から始めたもので、アジア、アフリカなどにトイレをプレゼントしようという企画です。
BETTYさん:どういうものなのか、もう少し詳しく教えていただけますか。
マーくん:現在、WHOの数値を見ますと、世界で24億人の方々が安全で衛生なトイレを利用できない状況になっています。
BETTYさん:24億人!
マーくん:3人に1人くらいです。それから、1日で800人もの5歳未満の子どもが、下痢性疾患で命を落としているんですね。
実際に子どもに関しては、エイズやマラリアよりも多い数です。
そういった国々、主にアジア地域やアフリカ地域にトイレを送って、少しでも衛生環境を改善しようということでLIXILが始めたキャンペーンなんです。
BETTYさん:それは私たちが何か協力できるんですか?
マーくん:もちろんLIXILは住設メーカーであるので、水まわりの設備は全て売っていますので、まあ、「トイレを買ってください!」ということなんです。
一体型のシャワートイレをLIXILから買っていただくと、その1台につき簡易トイレを1台、アジア地域やアフリカ地域に設置します。
BETTYさん:なるほど。1台買うと1台寄付できるシステムをつくったわけですね。
マーくん:そうです。例えば、靴メーカーは靴を送ったり、ティッシュボックスのメーカーや製紙メーカーは自社製品を送るということがあるんですが、
やっぱり我々も震災で体験したことが思い出されるんですが、水とトイレは非常に大事ですよね。
BETTYさん:大事。本当に大事でしたね。
マーくん:我々は何とか脱しましたけれども、そういう状況に今現在も、先ほどの数値のように直面し続けている地域があるということは、
何かしら自分たちにできることがないかということで、今、日本のメーカーがいろいろ始めているところなんです。
BETTYさん:そうか、自分の家のリフォームをするときに、メーカーを選ぶ一つの基準にしてもいいですね。
マーくん:そうですね。「こういった販売促進もあるのか!」という見方もありますが、でもやってあげられることはやってあげた方がいいかなと思っています。
BETTYさん:そうですね。ネットで調べてみると、その簡易トイレの画像も出てくるんですが、少ない水で使えるという、すごいシステムのトイレなんですね。
マーくん:そうですね、そちらの地区用に開発されたトイレですので。衛生的にも安全的にも、女性が安心して利用できる環境もまだないそうなんです。
そういう意味においては、弊社もそういった趣旨に賛同しましたので、今日は枠を取ってご案内をさせていただきました。
BETTYさん:志賀塗装さんは塗装屋さんですが、リフォームもちゃんとやっていますからね。
リフォームをやるときに、こういうふうに業者を選んでみてはどうでしょうということですよね。
マーくん:はい。我々もどういった貢献ができるかなと思っているんですが、なかなか中小企業というのは貢献にも限度がありますので。
このようにメーカーと一緒に行うことで、私たちも貢献していきたいと思っております。
BETTYさん:いい方向に行くといいですね。
マーくん:そうですね。定期的な相談会のときにも、メーカーの方も会場にいらっしゃいますので、いろいろお話を聞くとその背景がもっと分かると思います。
BETTYさん:そうですね。実際にどうしてそういうことを始められたのかとか聞いて賛同された場合は、そのメーカーのものを選ぶということもありますよね。
マーくん:我々は塗装会社なので、外装のお勧めもしているんですが、内部の工事というのは『トイレ』が最初のきっかけとして多いものですから。
BETTYさん:水まわり、トイレ、お風呂もそうですもんね。
マーくん:そうですね。まずはトイレからリフォームする方が多いので、
もしお考えであれば、2017年9月までのキャンペーンですので、機会をいただければと思っております。
BETTYさん:自分のお家をリフォームすることによって、誰かを助けることができるかもしれないということですからね。
4月から始まった『みんなにトイレをプロジェクト』について教えていただきました。