お気に入りのサイディングを長く持たせる塗料とは?
BETTYさん:今回は、塗料の件でお伝えしたいことがあるんですよね。
マーくん:そうなんです。いわき市では数えるくらいしか私どもでも施工はしていないんですが、サイディングの上に塗るクリアな塗装があるんです。
BETTYさん:サイディングの上に塗れるものってあったんですね(笑)。まずそこから驚いちゃうんですけど。
マーくん:最近の外壁材は、意匠性がありましていろんな模様が入っているようなサイディングが張ってありますよね。
一見すると、「レンガを張っているのかな?」「タイルを張っているのかな?」と迷うような。
BETTYさん:あります、あります。
マーくん:あれはみんな、物自体はサイディングなんですね。
そういう意匠性(いしょうせい)の高いサイディングを張りますと、何年か後には表面が劣化したときは、今度は1色で塗りつぶす形になるんですね。
BETTYさん:もし塗るとしてもそうなってしまうわけですね。
マーくん:はい。新築するときに好みのサイディングを決めたわけですが、その意匠性が次の塗り替えのときにはまるっきりなくなってしまうんですね。
BETTYさん:全然違うものになってしまいますね。
マーくん:そうなんですね。ですから、その表面の意匠性のあるものが劣化する前にクリアな塗装をすることによって、その意匠性が保たれる形になるんですね。
BETTYさん:透明ということですね。
マーくん:そうです。クリアですから、透明なんですよ。
BETTYさん:ということは、それを塗ると長い間メンテナンスが要らなくなる?
マーくん:そういう形になります。ただし、新築で10年目くらいが一つの目安なんですね。
どうしても新築していろいろお金がかかっている最中の10年目の塗装となると、皆さん、「ちょっと出費が・・・」とおっしゃる方が多いものですから、
私どももクリア塗装をする機会もグッと減ってしまうわけです。
ただ、「将来的に意匠性を保つために塗る」ということを私どももPRさせていただかないと、
お客さまは単に「10年目でお金を使っちゃってもったいない」というイメージになってしまうので、私どものご説明が足りなかったと思うんですが。
BETTYさん:でも、自分たちで迷って、迷って、いっぱいあるサイディングの中でようやく決めた柄になるわけですもんね。
それが劣化して、全く違う、「次、緑で」みたいな、それではつまんないですもんね。
マーくん:どうしても1色になってしまうので、レンガ調やタイル調だったものがベターっとなってしまうわけですよね。
そうすると、見た目も変わってしまいますので、10年以内が一つの塗り替えの目安なんです。
BETTYさん:ご自分たちで選んだ外壁材を長く持たせるための決断になるわけですよね。
今後、「じゃあ、やってくださいよ」というお宅が増えてきそうな、そんな塗料ですよね。
マーくん:そうですね。私どももサイディングのデザイン性は活かしたいと思いますし、
10年目くらいには塗ることにはなるのですが、塗った後、20年、30年はある程度持つようなものになってきますので、そのへんはご安心ください。
BETTYさん:すごいですね。科学の進歩ですね。そういうものがあることを、まず私は知らなかったので、「ああ、なるほど」と思って勉強になりました。
マーくん:『浜風 絆』という商品名でやらせていただいています。
BETTYさん:『浜風 絆』、いい名前ですね。ぜひ、今後も教えてくださいね。