築40年以上の家は早めの耐震診断を!
BETTYさん:今日は急なお知らせがあるということなんですね。
マーくん:はい。現在、私の方で住宅の劣化診断を日々行っているんですが、
いろいろとデータを集めていくうちに、倒壊の可能性が高い家がいわき市内に結構存在していることが分かってきました。
BETTYさん:いろいろなデータを調べたところ、そういう可能性が高い家が・・・。これはちょっと怖いことですね。どんなお家なんですか?
マーくん:震災のときは運良く免れたと思うのですが、具体的には昭和56年(1981年)5月31日前に着工した、築年数が40年くらい経っているお宅は、
当時の旧耐震基準ですので、法律による対策が弱くて地震で倒壊する可能性が非常に高いといわれています。
BETTYさん:もう基準が変わっちゃったんですね、それ以降はね。
マーくん:そうですね。2000年に建築基準法が改正されまして、そして2006年には建築基準法改正、または改正耐震改修促進法が適用されています。
2000年以降の家はより強固に、ほとんど問題ない状態になってきているんですが、その前の家というのはまだまだ基準が甘かったという意味で・・・。
BETTYさん:なるほどね。
マーくん:お忘れになってしまった方も多いんですけども、1978年に宮城県沖地震があり、そのときにかなりの数の家が倒壊しました。
1981年6月1日から新基準となったのですが、5月31日までは前の法律でよかったものですし、契約をしてすぐに工事を始めるものではありませんから・・・。
BETTYさん:そうですよね。その時期に建てていて、そのときに法律を犯していたわけでも何でもないですもんね。
マーくん:そうです。たまたま基準の支点が弱かったということなので。今、国としては、2020年までに住宅の耐震率を95%にしようとしています。
やはり今回の熊本の震災もあったように、やっておけば安心ということはたくさんあるんですね。
BETTYさん:そうですよね。1981年以前に着工したお家に住んでいる方は、このままではやっぱり心配だなと思われる方も多いと思うんですけれども。
マーくん:そうですね。福島県はどうか分かりませんが、周辺の宮城県や関東地区では大きな地震が予想されていますので、
そうすると震度5強の地震が来たときに、前回は良かったけれども、あれから10年とか、そういったこともあると思うんです。
BETTYさん:そういう方はどうしたらいいのでしょうか。
マーくん:現在いわき市に「住まい政策課」という課があります。そちらがいわき市の耐震事業課の担当でして、7,500円の負担で耐震診断ができます。
ただ、予算に限りがあるので抽選になるかもしれません。
BETTYさん:今これを聞いていて、「あれ、うち大丈夫かな? 不安だな」と思われた方は、いわき市の住まい政策課へ相談してみるといいですね。
マーくん:はい。ちょうど8月末まで募集しています。
7,500円でできるのは大変お得でしょうし、いわき市の住まい政策課の方でもいろいろアドバイスしていただけると思います。
BETTYさん:耐震診断というのは、結構すごいことをいろいろやるんですもんね。
マーくん:まあ、簡易でもできますが、結構手間をかけてやると思います。
BETTYさん:ですよね。それが7,500円の負担で今、できる状態の方もいるということですよね。
マーくん:そうですね。もちろん弊社の方でも劣化診断に関しては、シロアリ診断、雨漏り診断、簡易の耐震診断も一緒にやっていますので、
まずは相談したいという方は、フリーダイヤル0120-4116-99 志賀塗装までお電話ください。
BETTYさん:では、まずは相談していただければと思いますね。リフォームを考えている方にもですよね。
マーくん:そうですね。やっぱりリフォーム前にまずは診断をしておいて、安心なら安心でよろしいでしょうし、
ちょっと補修があるのであれば、急ぎでまた耐震工事に対しての補助金事業もありますので、そういったのも相談しながらできると思います。
BETTYさん:なるほど。その補助金関係も知らないと、知らないというだけで終わっていきますからね。
マーくん:そうですね。あと、予算があるので、どうしても期限を切って知っている方に優先的に配布されてしまいますよね。
BETTYさん:そういうことも含めて、ぜひ、相談していただきたいですね。