「シロアリかな?」と思ったら、まずは住宅診断を! | 外壁塗装のことなら福島県いわき市の志賀塗装株式会社

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「シロアリかな?」と思ったら、まずは住宅診断を!

BETTYさん:本日はシロアリについてのお話ですね。

マーくん:そうです。「塗装工事の一番の目的は水の浸入を防ぐこと」というお話を今までもしてきました。
もちろんシロアリも建物が腐る要因になりますので、水の浸入を最初に防ぐということですね。本日はそのシロアリについてお話したいと思っております。

BETTYさん:シロアリの駆除や消毒に関して、薬品によって効き目の差があるというお話を聞いたことがありますが、いかがですか?

マーくん:よくシロアリの薬品によっては、ご家族の中にはにおいがきついと感じたり、目がチカチカしたりとか、
シロアリの消毒から少し時間がたっても、それがなかなか抜けないという話をたまにお伺いします。

BETTYさん:やっぱりお薬ですから、そういう方も中にはいらっしゃいますよね。

マーくん:どうしても個人差が生じるところではあるとは思うのですが、ただ、よく報道でもシロアリのいろいろな噂や、
不正に商売をしている方が出たりしますが、業者さん自身も正しい知識がないまま薬をまいてしまうことも、現実的にはあるんです。
ですから、そういったところを踏まえて、私ども志賀塗装では「ホウ酸」を使用しております。

 

シロアリ駆除の薬品の正しい知識がないまま、使用している会社もあります。ご注意を。

 

BETTYさん:ホウ酸というのは、皆さんが知っている、あのホウ酸ですよね。

マーくん:そうです。自然鉱物、もともと自然界にあるホウ酸です。こちらのホウ酸は、岩手県の中尊寺金色堂というお寺の改修工事にも使用されています。
下の床の状態はとても大事ですので、そのような大切な建物にも使われている材料なんですね。

BETTYさん:お寺の床下にホウ酸が敷かれているわけなんですね。

マーくん:そうなんです。このホウ酸も、今まで使ってきたシロアリの薬品と同じように木材を保存するための材料として、
公益社団法人 日本木材保存協会から2014年に認定されています。

これまで長年、シロアリの駆除や消毒にいろいろな薬品が使用されてきました。
日本でも2014年7月から、シロアリ駆除にホウ酸が使われるようにはなりましたが、実は海外ではホウ酸の方が主流なんです。
日本の内と外でいろいろな事情があるんでしょうけども。

BETTYさん:そうでしょうね。

マーくん:ただ、一番の違いというのは、通常シロアリ駆除ですと、10年保証、5年保証ということがあるのですが、
このホウ酸の効き目は「半永久」といわれており、一度施工するとほとんどの害虫に関しての心配はなくなります。

BETTYさん:半永久的って、すごい安心感ですね。

マーくん:そうですね。ですから、なかなか施工しづらいような、そういった中尊寺のような寺院でも採用しているわけなんです。

BETTYさん:なるほど。しかも、ホウ酸はお薬じゃないですもんね。

マーくん:そうですね。もう自然界にあるものですから、自然素材といいますか、ホウ酸というと天然鉱物ですので。
もちろんゴキブリやダニやアリ、ノミにも同じように効き目があるうえ、人間やペットには無害なんです。

BETTYさん:そうでしょうね。目がチカチカするということは、目には見えないけれども、お薬の影響があるということですものね。
「シロアリについて気になっているんだよね」なんていう方は、志賀塗装さんでもご相談に乗っていただけるということですか?

マーくん:はい。弊社は塗装工事をメインでやっておりますけれども、塗装工事とシロアリというのは結構セットなんです。
塗装工事の前にお住まいの診断を行っていまして、その診断業務の中にはこういったシロアリの点検も含まれています。

最近、シロアリをあちこちで見る場面が増えてきているんです。
ひどい場合は、1階の部分はもちろん、2階の屋根の部分まで食べられていて、大掛かりな工事になっているケースも出てきています。

BETTYさん:シロアリって、あくまで表面に出てこないと私たちには分からないですし、表面に出てこないからこそ、
「ああ、うちは大丈夫だ」と思いがちではないですか?

マーくん:シロアリは日光に当たると死んでしまうので表面には出ず、土の中や木の中を食べながら移動していきます。
明確な根拠は現時点ではありませんが、福島県は東日本大震災の被災地ですので、あのときの地震で倒壊しなかった家が、
その後の余震や、その時々に大きな地震が発生するうちに、隙間やひび割れが出てきていると考えられます。
表面上はそれほど広がることはないと思いますが、一般的に名刺以上の厚さがあると水が入っていくといわれています。

BETTYさん:そのくらいの隙間があれば水が入ってしまうと。

マーくん:はい。水が入ってきて、内部の木材に水の通路ができて、結果的にシロアリの餌場をつくってしまうという。
普通はなかなかシロアリが2階まで上がることはないのですが、2階まで伝ってきている現状が見受けられるので、
やはり震災後からの影響もあるのかなと思われます。

BETTYさん:余震で少しだけひびが入ってしまったけれど、暮らす分には問題ないという方は多いと思うのですが、
シロアリの被害を調べるためには一番いいのは住宅の診断ですか?

マーくん:そうです。今はデジタル機器がたくさんありますので、壁を壊さなくても、住宅内部の水分量を測ることができます。

BETTYさん:えー、すごい! そういう機械もあるんですね。

マーくん:はい。サーモグラフィーで水漏れの状況確認もできます。
サーモグラフィーで確認できるということは、大体そこはもう水が通っている場所だということになります。
そのような部分をきちんと処理するために、診断が大事になってきます。

BETTYさん:志賀塗装さんで、塗装する前に住宅診断をされますよね。そういうもので見つかっているということですよね。

マーくん:そうです。塗装の大きな目的は、「水の浸入を止めること」ですので、
その建物に対する水の浸入経路を探るというか、漏れの原因を探ることが、最初の大事な診断になってきます。
そういった場面で雨漏れが起きているところを見ると、シロアリが増えている状況になっています。

BETTYさん:シロアリって水分がないと生きていけないといいますもんね。

マーくん:そうです。シロアリは水分が最大の大事なところですので、水がなければ絶対にそこには来ませんので。
木が湿っていると餌になってしまいますので。

BETTYさん:食べやすくなっちゃっているわけですよね(笑)。

マーくん:そうですね。シロアリは土の中でも10メートルくらい移動するのですが、水分がある木部があると寄ってきますので。

BETTYさん:ぜひ、住宅診断を考えている方もいらっしゃるでしょうし、リフォームをしたい方にもお勧めですね。

 

見積もりを取る前に、まずは「住宅診断」をして家の状態を確かめましょう。

 

マーくん:今、「インスペクション」「住宅診断」という言葉を使うのですが、国交省を含め、国の大きな流れとして、
“見積もりを取る”ことではなくて、まずは“住宅診断をして家の状態を確かめましょう”ということを推奨しています。
リフォームというと、見積もりを取りましょう、合い見積もりを取りましょうという話があるんですが、
見積もりを取る前に、「住宅の診断をしましょう」という流れができてきたら、いろいろなトラブルが減ってくると思います。

BETTYさん:せっかく建てたお家ですから、長く大事にしていきたいですものね。
そういう機会があったときは、この住宅診断を忘れないでいただきたいと思います。

(ご相談、お問い合わせは、フリーダイヤル 0120-4116-99志賀塗装まで)

2016年03月15日 | カテゴリー: