迷ってしまう外壁の色選び、どうやって選ぶ?
BETTYさん:ここのところ、「塗料の品質の話」や「営業マンはこんな感じで選ぶといい」など、いろいろと詳しい話が続いていますけれども。
マーくん:そうですね。塗る前までの考え方や、業者さんの方の準備が、塗装の仕上がりに影響してきます。
また、初めて塗装をする方や、久しぶりに塗装をする方も多いので、その過程で業者さんとすり合わせをすることが大切です。
そのような情報が、見積価格に差が出てきたとき、工事内容を理解できる要素になってきます。
いろいろなお話のうちで何か一つ、皆さんのお役に立てればいいなと思いながらお話しています。
BETTYさん:「ああ、そういうことなんだ!」っていうお話が続いております。いつもありがとうございます。今日はどんな内容になりますか。
マーくん:今日は、「塗装の色、どうしよう」というお話をしたいと思います。
BETTYさん:もう本当に。色はめちゃくちゃ悩みますよね。
マーくん:はい。塗装工事を契約をすると、工事が始まるまでに少し時間があるのですが、その間に決めなくてはいけないことは「色」なんです。
「どんなふうに選択したらいいの?」というご質問がたくさん来ています。
BETTYさん:そうですよね。会社さん的にはお勧めの色とかいろいろあるんでしょうけれども(笑)。簡単にできる色の確認方法はあるんですか?
マーくん:はい。まず、「既存の色で」という場合もあります。既存の色の確認は、まず日が当たらない時間帯に、日の当たらない壁に水をかけます。
そうすると、色が濃く出ますので、そこを雑巾などで拭き取り壁の汚れを軽く取ると、元の色に近い状況が再現できます。
どうしても色見本帳から選びがちですが、紙を見て選ぶのはおすすめできません。壁と紙では大きさが違いますから、色も違いますよね。
BETTYさん:そうですね。
マーくん:それと、塗装後はたいがいツヤが出ますので、そのツヤのおかげで白っぽく見えたり、見本よりもよりはっきり見えたりすることがあります。
まずは水をかけて拭き取って元の色を確認して、このままの色でいくのか、あるいは別の色でやるのか、そこからスタートされることをお勧めします。
BETTYさん:なるほどね。そういう方法があるんですね。見本から選ぶだけなのかなと勝手に思っていましたけど(笑)。
マーくん:それもできるんですけどね、パソコンで色をシミュレーションして。あくまでも紙ベースと肉眼ではまた違いますので。
BETTYさん:違いますよね。あと、見本の大きさによっても色が違うことは分かりますね。
マーくん:そうですね。壁に塗ってみたりすることもあります。
BETTYさん:例えば、ほんの一部がピンク色だったらかわいいですけど、壁面が全部ピンク色だったらすごいことになっちゃうとか、そういうことですよね。
マーくん:そうですね。全部ピンク色だったらびっくりしますよね。塗装工事は試着するわけにもいきませんし・・・。
BETTYさん:また、家族で意見が違うこともありますよね。
マーくん:ええ。旦那さんと奥さんで意見が違うというケースが多いですね。
まあ、旦那さんが我慢するというか、奥さまの言うことを聞いてあげる方も多いみたいです。
以前、1階は旦那さんが選んだ色を、2階は奥さんが選んだ色を塗ったことがあります。それはそれでおしゃれに見えますのでいいと思います。
BETTYさん:なるほどね、そういう2色使う方法もあるし、どうしても譲れないというのもあるでしょうし。
マーくん:ええ、1階と2階の真ん中に、違う色を入れて塗った記憶もありますね。
BETTYさん:色選びは、「こういう色にしたい」という思いをまず伝えていただいて、そこからスタートしていきそうですね。
マーくん:そうですね。あとは、今の流行色もあるでしょうから、新興団地とか、新築の団地を見ることも一つの参考になります。
BETTYさん:たしかに、他の家の色を気にして見て歩くことはないですものね。
マーくん:そうですね。皆さん塗り替えの時期しか気にしないと思いますので。
BETTYさん:志賀塗装さんは、塗装屋さんという職業柄、やはり気になりますよね(笑)。
マーくん:もうずっと色ばっかり見ていますね(笑)。
BETTYさん:気になるんですよ、きっとね。ご自宅の色選びは重要なことですから、今回教えていただいたことを参考にしてみてください。