塗装工事を契約する際、業者に確認したい大切なこと!
BETTYさん:志賀塗装さんでは「塗り替えセミナー」を行っているんですよね。
11月7日の「塗り替えセミナー」はいかがでしたか? 毎回多くの皆さんの参加があると伺ったんですが。
マーくん:もともと定員が15名ではあるのですが、当日は10名以上の方に参加いただきました。
こちらも皆様のご期待にそえるよう120%でやろうと思っていますが、塗り替えは家のリフォームの中でも、最初に工事される方が多いということですね。
BETTYさん:本当にお住まいの塗り替え工事は、皆さんがお考えになっていることですよね。
でもどういうふうに進んでいくのか、分からないことも多いですし、いろいろなことが気になっているんでしょうね。
塗り替えはお家を維持していくために、誰もが持つ目的でもありますよね。
マーくん:そうですね、お住まいの維持というのは一番の大きな目的だと思います。そのために触れておきたい点が「保証制度」です。
塗り替え工事にも「10年保証」「15年保証」「20年耐候性」などいろんな保証がありますが、正しくお客さまに伝わっていないことが多いようです。
BETTYさん:例えば、どんな事例がありますか?
マーくん:例えば「15年保証」とは、塗料に対して15年なのか、施工ミスに対して15年なのか。たぶん今、この段階でも分からなくなると思いますが。
BETTYさん:もう既に私もちょっと分からなくなりましたね。
マーくん:何か不具合が起こってから問い合わせしても、そのときには担当者がいなかったり、もしかしたら会社自体がなかったりするので。
そういうことは建設業界ではよくあることなんです。
BETTYさん:それもよく聞きますね。
マーくん:ですから、そういう意味においては、「15年保証」とは、どういったところまでが無償なのか、どこからが有償になるのか。
ただ単に「15年保証」ではなくて、文章や書面で残しておくことは大事だと思います。
BETTYさん:なんか「15年保証」と言われると全てが無償で、15年全部耐えてくれるんだろうという、そういう感覚になりそうですよね。
そういう保証もあれば、違うときもあるということですものね。
マーくん:そうですね。ですから、例えば塗装ですと、「ひび割れ」は保証するのか、しないのか。
色が落ちてくる「色あせ」は、何年間は保証なのか、保証しないのか。あるいは「雨漏り」だけ保証するのか。
そういうふうに年数が経つといろんな現象が起きてくるので、それが無償なのか、有償なのか。保証対象なのか、保証対象ではないのか。
そういうことを吟味するのは、契約する前に一番大事な確認事項なんです。
BETTYさん:そうですよね。何に対してどのぐらいの保証なのかというのは、明確にしておくということですね。
「内容をちゃんと分かるまで聞く」ということが大切ですね。
マーくん:はい。ですから、やっぱり色やお金のことも大事ですから、お金のローンや支払い方法とかそういったことに話が全部集中するのですが、
何かあった場合、どこまでこの会社は保証するのか。
あるいは、何かあった場合、どういったところが有償で、どういったところが無償なのか。定期点検がどんなふうにされるのか。
新築ばかりではなくて、塗装も同じですので、担当者が一生懸命やっていると言いづらいかもしれないですけど、きちんと確認したほうがいいですね。
BETTYさん:うん、なんか、いろいろ言ったらかわいそうになっちゃうみたいでね(笑)。
マーくん:ええ。我々も何もやっていないうちから、「こんなふうになると塗装が剥がれます」なんて言いにくいんですね(笑)。
そういうお互い言いにくいところなんですけど、やはり契約のときだからこそ、工事のときだからこそお話をしていただいて、
すっきりした形で次の段階や、お住まいの維持をしていくことが大事だと思います。
BETTYさん:確かにおっしゃるとおり、先にお金のことが頭に浮かんでしまうと、もういっぱいいっぱいになっちゃいますよね。
でも、頭の片隅に「そうだ、保証制度!」というのが入っていれば、そのときにちゃんと聞くことができますものね。
マーくん:そうですね。契約の場でもう一言、「保証制度について説明をお願いします」ということでお話をいただければいいと思います。
BETTYさん:これは絶対に覚えておいていただきたいことですね。