建物内部に水が浸入するとどんな影響があるの? | 外壁塗装のことなら福島県いわき市の志賀塗装株式会社

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建物内部に水が浸入するとどんな影響があるの?

BETTYさん:まず、前回は「塗り替えの時期」についてのお話を伺いました。
10年ぐらいたつと8割程度は塗り替えの時期になるということでしたけれども、今回はどんなお話でしょうか。

マーくん:今回は、ひび割れのお話や、カビが生えてくるとなぜ建物によくないのかということでお話を進めていきたいと思います。

BETTYさん:ひび割れやカビは、なぜ建物によくないのか。
「よくないだろうな」っていうのは何となく漠然とは分かるんですけれども、どうしてなのかというお話ですね。

マーくん:はい。一般的に、ひび割れも髪の毛の太さよりも隙間があると水が建物に入っているといわれています。

BETTYさん:へえー、結構細いですよね。

マーくん:ええ。ですから、意外と水の浸入というのは身近なところで起きているということですね。
その結果、「腐朽菌(ふきゅうきん)」といわれる菌や、カビの胞子が湿った木材に付着します。
特に腐朽菌に関しては、木材の組織を分解して強度を低下させ、建物の破壊につながる場合もあります。

BETTYさん:その腐朽菌という菌はちょっと怖い菌ですね。建物の木の強度が弱くなってしまうんですものね。

マーくん:そうですね。腐朽菌は水分があるところに発生し、木の繊維を、組織を食べてしまいます。
よく木が水たまりのそばで腐っている状況というのは、そういう状況です。

BETTYさん:そうなると、破壊に至る可能性もある・・・。

マーくん:そうですね、建物の内部というのは普段見えませんので、長く放っておくと、ある日突然、大きな被害が露呈する場合もあります。

 

建物の木部は目に触れることがありませんが、傷んでいる場合もあります。 外壁塗装は建物への水の浸入を防ぐ役割もあります。

建物の木部は目に触れることがありませんが、傷んでいる場合もあります。
外壁塗装は建物への水の浸入を防ぐ役割もあります。

 

BETTYさん:ある日突然ガタッとくる。本当に怖い話ですね。

マーくん:そうですね。シロアリが原因の場合もありますが、こういった菌が木を腐らせていく、組織を分解していくという事例もあります。

BETTYさん:カビについてはどうですか?

マーくん:カビは建物の強度には直接関係ありませんが、建物の外壁にカビがあるということは、そこに何らかの水分が発生していることは間違いありません。
ですから、それは外側からの影響のものなのか、建物からの結露の影響なのか、早めに診断をしていく必要があると思います。

BETTYさん:原因がどこにあるのか、確かめる必要があるということですね。

マーくん:そうですね。カビは強度の低下には問題ないのですが、その水分がどこから来ているのかはやはり確かめておく必要はあります。

BETTYさん:なるほど。カビが生えるということは・・・そうですよね。カビも水分がないところには生えないですもんね。

マーくん:そうですね。腐朽菌もカビも、その建物の水分が影響してきます。

BETTYさん:雨漏りしていたら、それはそれで考えないといけないことですね。

マーくん:ええ。雨漏りはやっぱり一番影響があります。
雨漏りにしろ、結露にしろ、建物内部に水を入れないことは、強度維持のためにやっぱり必要なことだと思っております。

 

建物内部へ水を侵入させないことは建物の強度を長く保つ重要なポイントです。

建物内部へ水を侵入させないことは、建物の強度を長く保つ重要なポイントです。

 

BETTYさん:そのためにも、この塗り替えの時期の判断のためにも、一度住宅診断をしていただくとより分かるということですね。

マーくん:そうですね。塗装工事が必要と言われても、皆さんなかなかイメージがしにくいと思います。
今回お伝えした腐朽菌や、建物の中に水を入れることがマイナスであると考えて、まずは住宅診断からご検討いただきたいと思います。

BETTYさん:なるほど。塗装工事は「きれいになる」というイメージの方が強いですからね。
でも、それだけではないんだよということを皆さんにも分かってほしいですね。

マーくん:そうですね。ですから、汚れだけでしたら何年か後でもいいですし、ご予算等の都合がついたときでもいいんですが、
そういった木の腐蝕やカビやシロアリとかには修繕すべきタイミングがあります。
お早めに住宅診断を行い、建物の状態を確認することをお勧めします。

2016年02月5日 | カテゴリー: