年月が経った塗料の様子は、本社の外壁を見ればわかります
BETTYさん：小名浜にある志賀塗装さんの本社では、外壁塗装の実証実験を行っているんですよね。改めて、どういう実験なのか説明していただけますか？
マーくん：私どもは、お客さまから外壁の塗り替えを依頼されますと、住宅診断をして、お見積もりを提出しております。
そのお見積もりで提示している塗料の実際のもち具合を比較するために、平成18年（2006年）から実証実験をしています。
BETTYさん：壁に塗った塗料は長い年月を経てどのくらいもっているのかというのを、実際に目で見て確認できるということですよね。
マーくん：はい。外壁は劣化するにつれ、だんだん水が染み込むようになってきます。
実験を行っている本社の壁では、実際に水をかけてその様子を見ることができます。もちがいい塗料は水をかけても染み込まないんです。
「水が染み込まない」ということは、お住まいにとってどのようなことなのかを、実際の壁を見ることで理解が深まります。
また、見積書をご提示する際、私どもはお客さまのお家に必要だと思う塗料をご提案いたします。お客さまのご要望やご予算もありますが、
なぜ、その塗料をお勧めしているのかということも、本社の壁をご覧いただくことでご理解いただけるようになっております。
BETTYさん：一遍にいろんなことがわかるんですね。
マーくん：そうですね。見積もり金額の高い安いも大変大事なことですが、塗料ごとのもち具合をご理解いただくことで、
なぜこの金額で塗装工事ができるのか、なぜこのくらいコストをかける必要があるのかなど、お客さまと私たちで認識を共有した状態でご提案ができます。
値段は調整のし具合もありますので、お客さまも前向きにお話ができるいうことですね。
BETTYさん：納得しないで「ああ、もうしょうがないか・・・」と思って進めていくと、もやもやした気持ちが残ってしまいますものね。
マーくん：単価的に2倍、3倍も差がある塗料があるのですが、色が同じだと、一瞬、違いがわからないんですよ。
パンフレットでは実際の塗料の劣化具合を見ることはできませんので、価格だけでしか比較ができないんですよね。
BETTYさん：一般の方は塗料の専門家ではありませんので、塗料選びの大きな基準の1つが「値段」になってしまいますから、
そこをちゃんと納得できるかどうかも大事なことですもんね。
マーくん：そうですね、値段はすごく大きな要素ですが、どのように塗料が劣化するのか、どのように古くなって塗り替え時期が来るのか、
なぜもちがいい塗料は長くもつのかなど、そのメカニズムも簡単にご説明しております。
お客さまに塗料選びの基準をお伝えしたいということが、平成18年から実証実験を続けている理由です。
志賀塗装では平成18年から、本社の外壁で塗装の実証実験を行っており、
塗料の経年劣化の様子をご確認いただけます。
BETTYさん：外壁塗装の実証実験ですから、本社の外壁がそのように塗装されているんですよね。
マーくん：そうですね。まれにそっとご覧になられている方や、カメラを持っていらっしゃる方もいます。
自由にご覧いただいても大丈夫なのですが、実験内容をご説明いたしますので、できれば、私たちにお声を掛けてください。
「営業はちょっと・・・」という方は、事務員さんの説明をお聞きになりながらご覧いただくのがいいかと思います。
BETTYさん：「この塗料はいつ塗ったやつです」とか、「どのくらいたって、どうなって、こうなった」という話をしてくださるということですよね。
こういう実験をやっていただいていることは、お客さまにとってはものすごくいいことですよね。
マーくん：そうですね。塗装工事の金額の理由はわかりにくい部分がありますが、このようなものをご覧いただくことによって、
工事内容や金額について安心感や納得感が増すと思います。
BETTYさん：他の塗装会社さんにはない面白い実験をやっていますので、皆さんも一度足を運んでみてください。
