大雨被害・ゲリラ豪雨で雨漏り! 修繕に火災保険は使える? | 外壁塗装のことなら福島県いわき市の志賀塗装株式会社

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大雨被害・ゲリラ豪雨で雨漏り! 修繕に火災保険は使える?

近年は地球の環境変化によって大雨被害が多くなってきました。
浸水や土砂災害だけでなく、雹(ひょう)や強い風によって壁や屋根が破損するケースもあります。
このような豪雨による被害に火災保険が使えることはご存じでしょうか?

この記事を読むと、ゲリラ豪雨でどのような被害を受けると火災保険が適用となるのか、または適用とならないケースはどのような場合か、さらに火災保険申請の手順がわかります。

目次

1.ゲリラ豪雨の被害で火災保険は使える?

ゲリラ豪雨によって自宅が被害を受けた場合、火災保険が適用となるケースと適用にならないケースがありますので解説していきます。

そもそもゲリラ豪雨とは

ゲリラ豪雨とは局地的大雨のことで、気象庁での定義としては、「急に強く雨が降り、数十分という短時間に狭い範囲で数十mm程度の雨量となる雨」のことです。
2024年4月のゲリラ豪雨では大雨や雷だけでなく、雹が降ったり、竜巻注意報が発表されたりしています。

ゲリラ豪雨で火災保険の対象となるケース

ゲリラ豪雨の被害で火災保険の対象となるのは以下のケースです。

  • ゲリラ豪雨による土砂崩れの被害
  • 河川の氾濫によって自宅が床上浸水
  • 落雷によっての被害
  • 強風で屋根材が飛ばされる
  • 飛来物によって屋根や外壁が破損
  • 雹によって屋根や外壁が破損

ゲリラ豪雨で火災保険の対象とならないケース

火災保険を適用するためには、雨漏りをするなどの被害について、直接の原因が「ゲリラ豪雨によるもの」と証明できなければいけません。
経年劣化によって屋根材や外壁が破損していて雨漏りしている場合は、火災保険が適用されませんので注意してください。

  • 適用となる例・・・ゲリラ豪雨で屋根が破損して雨漏り(自然災害が原因という証拠がある)
  • 適用とならない例・・・破損した箇所が不明だが雨漏り(原因不明の場合は経年劣化という扱い)

雹についても5mm以上の氷の粒でなければならず、それより小さな霰(あられ)による被害は適用されません。
また浸水被害も、床上浸水または地盤面から45cmを超える浸水による被害でなければ適用になりません。

線状降水帯による大雨災害とゲリラ豪雨の違い

大雨についてはゲリラ豪雨と線状降水帯では違いがあります。
ゲリラ豪雨は30~60分程度の短時間の激しい雨なのに対し、線状降水帯は数時間という長時間に激しい雨が降り続ける状態です。
長時間降り続ける線状降水帯の方が、洪水や土砂災害といった大きな災害に繋がりやすいのです

2.ゲリラ豪雨による被害が出た場合の火災保険申請の流れ

それでは実際にゲリラ豪雨が発生し、火災保険が適用となるような被害にあった場合、どのように火災保険を申請するのか解説していきます。

火災保険の適用範囲を確認

まず、自分が加入している火災保険の内容を確認し、適用範囲がどこまでなのか調べましょう。

「水災補償」に加入しているのであれば、床上浸水などの被害が適用範囲となります。
「建物」が対象となっている場合は、壁や屋根、窓、冷暖房設備が被害を受けた場合に適用となります。

「家財」が対象となっている場合は、家具や家電製品、衣類などの被害も申請可能です。
「家財のみ」が対象の場合は、壁や屋根の損害は対象外になります。

火災保険の申請をする場合の注意点

雨漏りなどの被害の場合、必ず「原因の解明」が必要です。
ゲリラ豪雨によって、どの箇所に被害を受けたのか明確にしておく必要があります。
素人目では判断がつきにくいですから、事前に修理業者に検査してもらい、どこがどのくらい破損しているのか確認してもらうといいでしょう。

火災保険を申請する際の注意点としては、「時効」も挙げられます。
被害にあってから3年間経過した場合は時効となり申請できません。
つまり、ゲリラ豪雨の3年後に実は屋根が破損していて雨漏りをしていたと判明しても、火災保険の対象にはならないのです。

また、免責金額が5万円に設定されている場合は、5万円までの修復費用は実費となり、それ以上の金額が請求対象となります。
火災保険が適用となるためには、免責金額を超える被害でなければいけません。

被害状況の確認と必要な提出物

保険会社に連絡をすると提出する書類が送られてきますので、そちらに詳細を記載しますが、事前に業者に「修繕見積書」を作成してもらう必要があります。
保険会社から被害状況の確認のために鑑定人が直接訪問する場合がありますので、被害状況の写真を撮影しておいて見せるとスムーズに進められます。

申請から給付金の受け取りまでの流れ

保険会社で審査が行われ、適用と判断されると申請した口座に給付金が入金されます。
申請内容が認められなかった場合、給付金は入金されません。
鑑定人の現地調査から見積書の見直しの結果、申請した金額すべてではなく、一部が入金されるケースもあります。

3.ゲリラ豪雨による雨漏り修繕の内容と費用相場

ゲリラ豪雨によって被害を受け、自宅が雨漏りするようになった場合の修繕方法とその費用相場について解説していきます。

雨漏り修繕とは

ゲリラ豪雨のような激しい風雨によって屋根の瓦がずれてしまったり、屋根や外壁の防水シートが破損するといったことが起こり、それが雨漏りの原因となります。
雨漏り修繕とは、この破損した箇所を特定し、雨水が浸入しないように修繕することです。

これは素人にはかなり難しい作業で、DIYで外壁や屋根の隙間を埋めれば修繕できるといった簡単な話ではありません。
瓦やサイディングは始めから隙間を作り、排水に利用していたりするので、知らずに埋めてしまうと雨漏りの被害が悪化する危険性があります。

また、雨漏りを放置しておくと被害が拡大し、建物の下地から解体して修繕する大がかりな工事になってしまうので注意してください。
雨漏りの修繕は修理業者に依頼するのが一番早く、適切です。

雨漏り修繕の流れ

私たち志賀塗装では、雨漏り診断の無料点検のサービスを提供しております。
ゲリラ豪雨の後で雨漏りするようになった場合や、火災保険が適用されるか分からない場合は、まずは無料点検をご利用ください。

無料点検を受けて被害状況が確認できた場合、火災保険が適用されるのかどうかについてのアドバイスや、火災保険申請手続きのサポートも行っております。
火災保険のご利用を検討されている場合は、必ず修繕工事前にご相談ください。

雨漏り修繕の費用相場

雨漏りの修繕費用は、どの箇所がどのくらいの被害を受けているのかによって大きく異なります。
雨漏りに気がついたらなるべく早く修繕するように心がけると、被害も小さいので修繕費用を抑えることができます。

内容費用相場
屋根の雨漏り修繕1万円~45万円
屋根全体交換60万円~200万円
外壁の雨漏り修繕5万円~50万円
外壁全体張り替え120万円~300万円
窓サッシの雨漏り修繕3万円~25万円
天井の雨漏り修繕10万円~15万円

4.まとめ

ゲリラ豪雨によって自宅が被害を受けた場合、適切に対処することによって火災保険が適用になるケースがあります。
ゲリラ豪雨が過ぎ去った後は、屋根や外壁など破損した部分がないのか自分で確認できる範囲は見てみましょう。

雨漏りがするようになったら自分で原因を解明しようとせず、すぐに修理業者に連絡すると、時間をかけずに破損箇所を発見し、修繕費用の見積もりを出して火災保険申請までスムーズに行えます。
ぜひ、志賀塗装の雨漏り診断・無料点検サービスをご活用ください。

2024年08月23日 更新