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いわき市で積水ハウスの家を賢く塗り替えたい! 気になるメーカー保証と費用相場

「積水ハウスで建てた家がそろそろ塗り替えの時期だけど、メーカーで塗り替えなければいけないの?」

「別の会社に塗り替えを頼んだ場合、保証は大丈夫?」

「積水ハウスの家を塗り替えた場合の費用相場を知りたい」

積水ハウスで家を建てた方は、塗装工事も積水ハウスに依頼しなければいけないと思っているかもしれません。
しかし実際には、メーカーやその他の業者を比較検討して、塗装会社に外壁や屋根の塗り替えを依頼する方もいらっしゃいます。

ここでは、積水ハウスの外壁の特徴や、メーカー以外で塗装する場合に気になる保証内容、塗り替えにかかる費用相場についてご紹介します。
いわき市で積水ハウスの家の塗り替えを検討されている方は、参考になさってください。

目次

1.積水ハウスの外壁材・屋根材の特徴

はじめに、積水ハウスの外壁材と屋根材の特徴をご紹介します。

積水ハウスの外壁の特徴

積水ハウスは建物の材質に応じて、主に5種類の外壁材が使い分けられています。

<積水ハウスのオリジナル外壁

  • ダインコンクリート
  • セラブリッド
  • シェルテック・コンクリート
  • SC25セラミックウォール
  • ベルバーン

ダインコンクリートは、鉄骨の建物で使用される外壁材です。
ガラス繊維の入った高強度と高耐久の素材で、厚さが最大で55ミリあり、厚みを生かしたデザイン性と耐久性を実現しているのが特徴です。

セラブリッドは、外壁機材を強く柔軟な鉄板と陶製フレームで補強することで、高性能と軽量化を両立した構造となっている外壁材で、鉄骨の建物で使用されています。

シェルテック・コンクリートは鉄骨で使用される外壁材で、高い耐火性能や一般コンクリートの2倍以上の高強度が特徴の素材です。

SC25セラミックウォールは鉄骨で使用される外壁材で、セラミック基材と鋼製フレームを一体化させています。
国土交通大臣の認定を取得した防火構造外壁で、耐火性に優れています。

ベルバーンは、シャーウッド専用のオリジナル外壁材です。陶器でできているため塗装はできません。
紫外線や雨風に対して長期間の高耐久が期待できる外壁ですが、まれに発生する割れに注意が必要です。

積水ハウスは、耐久性のある外壁材の開発にとても優れたハウスメーカーであるため、環境によってはメンテナンスフリーで長く使用することができます。
ただし、頑丈で重厚な外壁材を支えるために目地が多くなってしまう点には注意しなければなりません。

積水ハウスの屋根材の特徴

積水ハウスの屋根で使用されている素材としては、ガルバリウム鋼板とコロニアル(カラーベスト)があります。

ガルバリウム鋼板は軽くて錆びにくく、メンテナンスがほとんど必要ないのがメリットです。
ガルバリウム鋼板の耐用年数は25年から35年と長く、メンテナンス次第では40年以上使用できる場合もあります。

積水ハウスのスレート屋根で用いられている素材は、コロニアルです。
コロニアルは価格が安く、軽量で耐震性も高いのが魅力である一方、ひび割れが起きやすく、耐用年数は20年から25年程度とガルバリウム鋼板より短いのが特徴です。

2.メーカー以外の業者で塗り替えても大丈夫? 気になる保証内容を比較

ハウスメーカーに塗り替え依頼をした場合、ハウスメーカー独自の特別な塗料や技術が用いられていると思われるかもしれませんが、塗料自体は塗料メーカーが製造しており、同品質のものが入手可能です。
ハウスメーカーが使用する塗料と、一般の塗装会社が使っている塗料に大差はありません。

また、ハウスメーカーの塗り替えは、実際の施工を行うのは地元の下請け業者であることがほとんどであるため、特別な技法が使われるわけではありません。
中間マージン分だけコストが上乗せされ、その結果料金が割高になってしまいます。

ここでは、積水ハウス以外の業者で塗り替える場合の注意点と、気になるメーカー保証について解説します。

積水ハウスの素材に詳しい専門業者に依頼を!

積水ハウスでは、外壁材の耐久性を上げるために表面に特殊な加工が施されています。
例えばフッ素光触媒塗装というコーティングを採用しているダインコンクリートでは、長期耐久性のあるフッ素樹脂と藻やコケが繁殖しにくい光触媒を組み合わせることにより、耐用年数が30年と非常に長くなります。

こうした特殊加工を用いた外壁材は難付着ボードと呼ばれ、汚れが付きにくいメリットがある反面、塗り替えを行う場合は塗料が付きにくいというデメリットがあります。
塗り替える際は、難付着ボードに対応した塗料選びや、塗装前に適切な下処理を行う必要があります。
知識のない業者に依頼すると、通常通りの塗装を行ってしまい、塗膜の剥離や、数年で不具合が発生するなどのトラブルになるので注意が必要です。

また陶器素材の外壁材の割れ・欠けについて、メーカーで補修した場合は一般的な補修に比べ価格が高くなります。
仕上がりの差で出やすいのは補修材の色合わせですが、その点をさほど気にしないのであれば他社でも対応が可能です。

積水ハウスでは、外壁材の隙間を埋めるのにコーキング材ではなくガスケット目地を多く使用しています。
ガスケット目地は、乾燥すると硬化する液状のコーキング材とは違い、外壁と外壁をつなぐゴムのような素材です。
外壁材と同じように、目地の部分も劣化していきます。

積水ハウスのガスケット目地の耐久年数は30年と言われていますが、場所によってはおおよそ10年ほどで剥がれなどの不具合が出ます。
メーカーにリフォームを依頼すると、状態に関係なく全交換を勧められる場合もありますが、塗装業者であれば、傷んでいる部分だけ外してコーキングに打ち換えてから塗装をしたり、傷んでいなければゴム素材に使用できる塗料を用いて上から塗装をしたりなど、状態に合ったメンテナンスが可能です。

積水ハウスの塗り替えやガスケット補修を行う際は、各ハウスメーカーの建材に詳しい経験豊富な専門業者に依頼するのがよいしょう。

積水ハウスを含むハウスメーカーの保証の特徴

積水ハウスを含むハウスメーカーは、独自の保証制度を付けていることが多く、保証制度を利用して塗装できるケースも存在します。
ただし保証制度の期間には期限が設けられており、一般的に建築したハウスメーカー指定でメンテナンスや、リフォームをすることが条件となっています。

積水ハウスでは、構造躯体・防水の初期30年保証を採用しており、初期保証期間終了後は、ユートラスシステムを採用しています。
ユートラスシステムとは、有料点検・有償補修工事を行うことでその後10年を保証する制度です。

また、初期保証でも保証される部分は構造躯体と防水に限られるため、一般的な外壁メンテナンスの費用を出してくれるわけではありません。
保証期間内でも、工事内容によっては保証対象にならない場合があるため、その点は注意が必要です。

塗装専門会社の保証制度の特徴

保証制度はハウスメーカーだけではなく、塗装専門会社でも保証制度を設けている会社は少なくありません。
また、塗料そのものに塗料メーカーの保証がついている場合もあります。

外壁の塗り替えは10年が目安となるため、独自に10年の保証を行っている塗装業者が多いでしょう。

例えば弊社では、塗料の種類によっては業界の常識を越えるといわれる「15年」の塗り替え保証を提供しています。
さらに施工後3年以内に万が一塗装の不具合が見つかれば、すみやかに無料での塗り直し対応をさせていただいております。

▶志賀塗装の自社保証についてはこちら

ハウスメーカーは建物を建築する専門家なので、オリジナルの建材を開発したり、新しい建築技術を研究したりしています。
ただハウスメーカーは塗装だけを専門に行っているわけではないため、メンテナンス部分は塗装専門会社の方が専門であり、技術も成熟していると言えます。

保証がしっかりした塗装専門業者であれば、ハウスメーカーよりもお得に、もしも不具合があった場合でも充実した保証があるため安心して塗り替えることができます。

3.積水ハウスの外壁塗り替え工事の一般的な費用相場

塗装工事を依頼する際は、工事にかかる費用相場を知ることが大切です。
積水ハウスの外壁を塗り替えるのにかかる一般的な費用相場を紹介します。

外壁のみ塗り替える場合

外壁の塗り替え料金は、建物の大きさによって変わります。ここでは建物の大きさによる価格の違いについてまとめました。
一般的な戸建て住宅の広さは30坪ほどで塗装面積は延べ床面積となりますので、建坪が30坪であれば、2階建の場合は60坪と同程度の費用目安となります。
また、塗装費用は塗料のグレードによっても変わりますので、ここに書いてあるものはあくまで一般的な目安とお考えください。

<外壁塗り替えの費用目安>

坪数(建物の延べ床面積)費用目安
30坪約70~110万円
40坪約90~140万円
50坪約100~170万円
60坪約130~210万円

積水ハウスに依頼すれば、自社の外壁に合わせて塗り替えを行いますので、塗装の前後で違和感のない仕上がりになるでしょう。
ただ積水ハウスに外壁の塗り替えを依頼するとなると、通常の相場よりも2割から3割程度高くなる可能性がある点には注意が必要です。

塗装会社に依頼した場合、中間マージンを省けるので費用は抑えられますし、積水ハウスが使用する塗料と同種類のものを使用するので仕上がりも良好です。
費用対効果を重視する方は、塗装会社に依頼することをおすすめします。

屋根のみ塗り替える場合

屋根のみを塗装する際の費用は50万円前後が相場であり、積水ハウスに依頼する際は外壁と同様、割高になることが想定されます。

<屋根塗り替えの費用目安> 

坪数(建物の延べ床面積) シリコン塗料フッ素塗料
30坪約50万~61万円 約71万~88万円 
40坪約60万~68万円 約86万~108万円 
50坪約70万~80万円約104万~132万円
60坪約100万~132万円 約142万~176万円

積水ハウスの家の屋根にはスレートが使用されていることが多いため、市販の塗料で塗り替えて問題ありません。

塗料の種類としては、シリコン塗料とフッ素塗料があります。
シリコン塗料は安価なのがメリットです。ただ耐用年数は7~15年程度と短く、屋根だけを塗装しなければいけないケースも出てきます。

フッ素塗料はシリコン塗料と比べると割高になりますが、耐用年数が15~20年と長いです。
屋根の状態によっては塗り替えにかかる費用が高くなりますので、工事前に見積もりを取るようにしてください。

外壁と屋根を同時に塗り替える場合

塗り替えにかかる費用には、足場代といって、足場を組む費用や飛散防止シートなどの養生を行う費用も含まれています。
外壁と屋根の塗り替えをまとめて依頼すれば、それぞれにかかる足場代を1回分削減できるため、塗料や広さにもよりますが、別々で依頼するよりも費用をかなり抑えられます。

<外壁と屋根を同時に塗り替える場合> 

坪数(建物の延べ床面積)費用目安
30坪約90~130万円
40坪約110~150万円
50坪約130~190万円
60坪約150~210万円

外壁と屋根の塗装は同時期に行うことにより、メンテナンス周期も合わせられますので、費用を抑えたい場合には同じタイミングで塗り替えるのがおすすめです。

4.まとめ

積水ハウスの外壁材は、特殊な加工を施されている場合があるため、外壁材の知識と経験の豊富な塗装会社に依頼することをおすすめします。

塗装の費用については、ハウスメーカーは中間マージンが発生するため塗装会社に比べると費用が高額になる傾向があります。
塗装会社でもハウスメーカーと同品質の塗料を使うことができます。品質に大きな差は生じないため、費用を抑えて塗り替えたい場合には塗装会社に依頼するのがおすすめです。

メーカー保証は、積水ハウスでは対象となっている部分が構造躯体と防水に限られるため、一般的なメンテナンスにかかる費用は、保証期間内であっても自費負担となる点に注意が必要です。
塗装会社の保証については、会社ごとに保証内容が異なっているため、契約前にかならず保証内容を確認しましょう。
長期保証やアフターメンテナンスがしっかりしている塗装会社を選ぶと安心です。

積水ハウスで建てた家を塗り替える場合の、外壁材の特徴や価格の目安、メーカー保証などについてご紹介しました。
積水ハウスで建てた家について、塗り替えをご検討されている方は参考になさってください。

2022年09月13日 更新